音楽の記事一覧

--/--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

nuTsie 恐るべし

カテゴリ:音楽

08/29

先週、ついにHMV渋谷店が閉店しました。

若い頃は小遣いのほとんどが CD に消えていたような時代もありましたが、ここ10年ほどはほとんど CD を買ってません。

昔は、ヒット曲というものは、1曲1曲すごく輝きを放っていたと思います。
メロディもすばらしい曲が多かったですし。

10数年前から、ポピュラーミュージックが過度にパーソナルな表現手段になってしまって、エンターテイメント性が薄れ、また、新しいものを追求しすぎるあまり、既存のよいものを破壊しすぎたりしてしまった気がします。

一方、電子楽器やソフトウェアの進歩により、誰でも「サウンド」だけはプロに近いクオリティで録れるようになりました。その結果、楽曲自体はたいしたことがなくても、それなりの体裁を整えた曲が量産されてきました。

バンドブーム以降、自分で作詞作曲して演奏するアーティストが増えましたが、職業作曲家が作るメロディに比べてあきらかに雑だったり。CMで流れるサビだけ一生懸命作って、 Aメロ、Bメロはひどい出来だったり。

なんか、商業化されすぎて、夢がなくなってしまった気がします。


NHKで3月に放送した『洋楽倶楽部80's』という番組がありましたが、その第2弾が8/11に放送されていました。
初回のスペシャルが評判よかったんでしょうね。

1回目はコント仕立てでちょっと過剰な演出という感じでしたが、今回は前回より落ち着いたトーク番組みたいな感じでよかったです。

80年代の洋楽は素晴らしかったです。
次から次へと名曲が生まれる時代をリアルタイムで経験できてほんとに幸せだったと思います。

日本のテレビやラジオも、新しい曲ばかりじゃなくて、もっと古い時代の曲をフィーチャーした番組を作ればいいのにと思います。膨大な資産があるんですから。


なんて、いろいろ考えてたときに、すごいものと出会いました。

音楽好きな人の間では既に有名なサイトらしいですが、nuTsie といいます。

様々なサービスを提供しているのですが、その中でも「nuTsie Top 100s by Year」がほんとにスゴい!

簡単に言うと、1947年から今年までの過去のアメリカのトップ100チャートに上がった曲を「全曲」しかも「無料」で聴けてしまうというものです。

年は自分で選択します。自分で選曲することはできなくてランダムで曲が流れてきますが、聴きたくない曲が流れてきたらスキップすることができます。

こりゃ、CD も売れない訳だ。。。とあらためて思いました。
僕が今 CD を買うとしても、ほとんどが 80 年代にリリースされたもので、当時はお金がなくて買えなかったもの等が多いですし。


PC ですと完全に無料で聴けるようですが、230円で iPhone 用のアプリも販売されています。

nuTsie_iphone_app.jpg


230円で、6,000曲以上の曲がいつでも聴ける!という、すさまじいサービスです。

nuTsieを流していて、約20年ぶりに聴いた曲も多く、ここ数日はほんとに懐かしい気持ちでいっぱいになってます。


この nuTsieを運営しているのが、Melodeoという会社なのですが、なんと今年の6月に HPに買収されてしまいました。

Apple も Lala という nuTsie の競合にあたるような企業を既に買収しているそうですし、あの Google も年末までには音楽ダウンロードサービスの開始を計画しているそうですから、この分野は今後競争が激化していきそうですね。

それにしても、すごい時代になったものです。

スポンサーサイト

06/20



土曜日にNHK教育テレビ「"スコラ"坂本龍一 音楽の学校」の最終回の放送がありました。

YMOの3人がひとつのフレームに収まっている映像を見るだけで、なんというか、とても幸せです。


最近はまたYMOとしての活動を再開し始めているようですね。

最近の曲や活動にはそれほど興味があるわけではないのですが、まだ3人とも皆さん元気で、かつ一緒に音楽をやってくれているという事実だけで、とてもうれしいです。


小学校のとき、それまで音楽というものにさほど強い関心がなかった僕の耳にいきなり飛び込んできた衝撃的な音、それがYMOでした。いまとなっては、どういうきっかけで聞き始めるようになったのか、よく覚えていないんですが。

お小遣いもそんなにありませんでしたから、カセットテープのベスト版を、それこそ宝物のように大事に大事に毎日のように聞き続けていたのを思い出します。


テクノだから、電子音だから、興味を持ったというのではないんですよね。
一人っ子ですから、兄や姉から洋楽や邦楽の洗礼をうけることもなく、つまり音楽というものをそれまでほとんどしらなかったわけで、小学生の僕にとってはまさに「YMO = 音楽」でした。

シンセサイザーというもの自体が憧れの対象ではありましたが、僕が最も魅惑されていたのは、その「曲」でした。

テンションを使った複雑なコード進行。その上に乗っかるメロディの美しさ。

主に坂本さんの曲が多かったと思います。


小学校6年生のときに、YAMAHAのポータサウンドという小さなキーボードを買ってもらい、簡単な分数コードから始めて、sus4や7th、9th、M7、dim、aug等々、もう夢中になって覚えていきました。

スコア譜に載っているコードネームを抑えると、自分の好きな曲のこの部分と同じ響きが得られる。それはそれは信じられないほどすばらしい経験でした。

中学校に入ると、担任が音楽の先生だったこともあり、先生との毎日の交換日記?みたいなものには、和声やスケール等の質問ばかり。もう楽しくて仕方がありませんでした。

その頃は「コードを食べて生きてる」と自分自身で思ってたくらいに、テンションコードの響きに完全に魅せられていて、毎日そればかり考えていました。

多くの友達がはまっていたガンダム等のアニメやジャンプ等の漫画にも見向きもせず。

80年代のきらびやかなアイドル歌手達にもほとんど関心なし。スポーツや女の子にも。


部活動でブラバンやってましたので、放課後のサックスの練習が終わった後も、家に帰ってすぐにキーボードに向かってました。まさに音楽漬けの日々。


確か中学校3年ぐらいのときに、憧れのシンセサイザーを始めて買ってもらいました。
コルグのMono/Polyというモノフォニックとポリフォニックを切り替えて使うタイプのシンセサイザーで、VCOが4つもあって、ユニゾンにするとものすごく分厚い音がしてました。

ただポリフォニックの状態でも最大4音しかでず、左手でルートを押さえて、右手で4声で構成されるコードを押さえようとすると、音が足りなくなるのでした。。。

これはかなりショックで、なぜもう少しだけ我侭を言って、6音出せるコルグのPolySixや、ローランドのJuno6を買ってもらわなかったのかと、子供心に何度後悔したかわかりません。

そのフラストレーションを晴らすために、学校では短い休み時間に、一日に何度も音楽室へ走ってはピアノを弾いていたのでした。

好きなだけ音数がでて、サスティンペダルを踏み続けても、音が不自然に消えることは無い。

ピアノってなんてすばらしい楽器なのかと(笑)


成長が早く、またなんでも吸収してしまう年頃ですから、そんな生活を毎日しているうちに、耳で聞いた曲はほとんどすぐに弾ける、というかコードがとれるようになりました。

で、その後は、耳で聞いてもすぐにはコードがわからない、「変な」コードが使われている曲を探す旅が始まるわけです。。。これは、また別の機会にでも書いてみようと思います。



話が大幅にずれましたが、小さい頃からの憧れのミュージシャンが、自分が年をとってもなお、まだ現役で、かつ仲良く音楽をやってるって、本当にうれしいことなんですよね。

なんというか、一緒に年をとっていく姿を見届けていられるというか。

両親がどんなに年をとっても仲良く過ごしている姿を見ている子供の気分とでもいいましょうか。。


細野さんはすでに還暦を越えられていますが、これからも3人とも元気で音楽を続けていってほしいです。


トップへ | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。